日記

浅草橋探訪〜小野塚誠・写真展/ハンス・ベルメール作品&資料展

昨日は浅草橋にあるパラボリカ・ビスというギャラリーに行って、小野塚誠・写真展/ハンス・ベルメール作品&資料展を見て来ました。

実はワタクシ、いま何を展示をしているかろくにチェックもせずにギャラリーに行ってきました!でへへ。
パラボリカ・ビスって異様に居心地がいいんですよ。何の展示をしているか知らなくてもフラッと行ってしまうくらいに!
今日は不思議な街浅草橋と、パラボリカ・ビスの謎の居心地の良さを宣伝しようと思います。

浅草橋に到着

パラボリカ・ビスの最寄り駅は浅草橋です。
浅草ではないのでご注意ください。
駅のホームにはこんな張り紙がいたるところに・・・日に焼けた印刷がなんだか切なさを誘いますね。
浅草に負けるな!がんばれ浅草橋!!!

JR浅草橋駅の東口を出ると、宝くじを売っていました。
雨でもけっこう買っていく人がいたので、ここはよく当たる売り場なのかもしれません。
テレビ番組でも紹介されたと書いてあったし、今度買ってみようか。

浅草橋をブラブラ

浅草橋をブラブラしながらギャラリーに向かいます。
途中で投げやりに売られている野菜を発見。
じゃっかん雨に濡れていましたが、大丈夫なんでしょうか?(お店の経営方針的な意味で)

浅草橋って、なんだか不思議なお店がたくさんあるんですよ。
日本人形を売ってるお店がたくさんあるし、ダンス用品の専門店や、革の問屋さんも発見しましたよ!
そういえば貴和製作所もありました。お裁縫が好きな人には楽しい街なのかもしれませんね。

パラボリカ・ビスに到着

2階に設置された2つの丸窓が特徴的な建物です。
私が初めてここを訪れたときは、向かいの建物が取り壊し中でした。
丸窓から見える壊れた建物がとても退廃的な感じで、そのとき展示されていた丸尾末広さんの作品と妙にマッチしていたことを思い出します。

1階のディスプレイはこんな感じ。いまは小野塚誠さんの写真が貼られています。

これ以上近づくと撮影者の姿がかなり写り込むのでこれが限界でした・・・。
公式サイトの写真を見れば、カッコ良さが分かるかと。

展示もさることながら、今はちょうど夜想骨董市が開催されております。
羊の頭蓋骨が5000円で売られていて欲しくなってしまいましたが、グリーンジャイアント氏に叱られると思いグッと我慢しました。
骨董市はヤン・シュヴァンクマイエルが好きな方にはたまらない雰囲気だろうと思います。
動物の剥製、お面、実際に使われていた手術器具、パーマ用のライトっぽい照明器具・・・e.t.c
夜想骨董市は魑魅魍魎って感じです。いたるところに物が置かれていて、一度遊びにいっただけでは商品を見切れないと思いました。

後追いだけど・・・

後追いではありますが、になって今日ようやく小野塚誠さんやハンス・ベルメールさんについて調べました。
小野塚誠さんが撮った舞踏家根耒裕子さんの写真を発見しました。

小野塚誠氏の写真で見るmimesis
小野塚誠氏の写真でみる畳半畳14 根耒裕子「気根」

ハンス・ベルメールさんについては、妻ウニカさんの著書を読んでみたくなりました。
(パラボリカ・ビスにはウニカさんの描いた作品も展示されています。)
運良く近所の図書館に置いてあるみたいなので、借りに行ってみようと思います。
ジャスミンおとこという本です。”分裂病女性の体験と記録”というサブタイトルがついています。

後追いでいろいろ書きましたが、なんだかんだでパラボリカ・ビスを運営しているペヨトル工房が発行している雑誌「yaso(夜想)」を読めということですね。
ゴシックなお人形から、ローゼン・メイデンやスーパードルフィーのことも書かれているらしいです。

yaso#Bellmer–POUPÉE 夜想 ベルメール

かなり情報量が多そう!人形好きは必読!!って感じですね。

パラボリカ・ビス ボランティアスタッフ

実はワタクシ、パラボリカ・ビスのボランティアスタッフをしております。
(昨日も展示を見たあと、ちょっとだけお手伝いをしましたよ。)
年末はいろんなイベントがあるので、会場設営や運営などのお手伝いをしようと思っています。ご興味のある方はぜひ遊びに来てください!

追記

根耒裕子さんから、小塚誠さんが撮影された写真のURLを教えていただきました。

畳半畳12

スライドショー形式で14枚の写真を見ることができます。
ギター奏者の方と一緒に撮影していて、先ほどの写真とは雰囲気が違います。
メイクと衣裳がロックっぽいです。かっこいい!