山本が初めて営業をした時のことを思い出しつつ記事を書きます。
副業イラストレーターやママイラストレーターとして活動を始めたい人向けの記事です。
思い切って営業してみよう!
この記事では、山本なりの営業の始め方と、具体的な営業の方法を説明します。
営業をするメリット
私が初めて営業をしたのは、まだ会社員をしていた頃でした。
本当は良くないことですが、会社に内緒でこっそりイラストの営業をしたのです。
そこまでして営業するメリットは大きく3つ。
- 相手の反応がわかるので、自分に足りないものが分かる
- 仕事としてやるんだ!という決意が固まる
- 仕事が取れたので本業を辞める決意ができた(山本の場合)
会社員の人へ、勇気を出してこっそり営業しよう。
自分から言い出さない限り、バレないと思うよ。
ママたちへ、1日保育を活用して営業に行ってみよう!大冒険です。
営業しないと自分のイラストが少しでも稼げる要素があるのかわかりません。
営業して、相手の反応を見て、自信をつけたり、足りないものを見つけたり。
イラストレーターとして活動する時に、営業が一番役に立った経験でした。
営業先の選び方
私が初めて営業をしたのは、雑誌の編集部でした。
自分に馴染みがあって、自分の絵柄がマッチしそうな雑誌を選びました。
- 自分が知っている媒体
- イラストがたくさん載っている媒体
- 自分のイラストがマッチしそうな媒体 を選ぶといいと思います。
有名な雑誌だからと敬遠せず、思い切って自分が仕事をしたい媒体に行くといいと思います。
さっきも書いた通り、その媒体の編集さんからのコメントは貴重です。
すぐに掲載に結びつかなくても、どう改善すれば仕事がもらえるのかアドバイスをもらうようにしましょう。
連絡先の調べ方
営業先へは、マスコミ電話帳で連絡先を調べました。
毎年更新されますが、1冊買えば基本的にずっと使えると思います。
電話応対の仕方
「お忙しいところ失礼します。イラストレーターの○○と申します。ちょうど育児中なので、赤ちゃんマガジン(仮)との相性が良さそうだと思って営業の電話をさせていただきました。資料を見ていただきたいのですが、ご担当の方はいらっしゃいますでしょうか?」
先方はお忙しいので、はっきり営業の電話だと伝えましょう!
担当の方に代わってもらったら、以下の感じで会話を進めます。
「はじめまして、イラストレーターの○○と申します。イラストの実績をまとめた資料を郵送したいのですが、××さま宛(特に担当者がいない場合、編集部宛でも可)に送らせていただいてもよろしいですか?マスコミ電話帳を見て連絡しているのですが、住所は××××でよろしいですか?」
どうしても電話する勇気が出ないとき
ココナラやクラウドワークスに登録して、仕事を取るのがおすすめです。
個人的には、ココナラはアイコン作成の仕事がいいんじゃないかと思います。


クラウドワークス経由では、企業からの4コマ漫画連載を受注したことがあります。

こういったwebサービスを利用して実績を作ると、営業する勇気が出しやすいと思います。
雑誌編集部が問い合わせフォームを持っている場合があるので、そこからPDFファイルを送ってみても良いかもしれません。
ただ、山本の場合、この方法はこれまでの打率が0なので詳しく解説できません。
実はあんまり効率が良くない方法なのかも?
作品集の作り方
作品集の外側
「ポートフォリオ 作品集」とかで画像検索すると、めっちゃおしゃれなやつが大量に出て来ます。
駆け出しの頃は、おしゃれな作品集を作るより、実績ができたらこまめにポートフォリオを更新して、お客さんに実績がある人なんだと思ってもらうことが大事な気がしています。
私がはじめて印刷所を使ってポートフォリオを作ったのは、イラストレーターになって5年くらい経ってからだったと思います。
展示会に参加するから大量に印刷する必要があったから使いました。
- スライドバーファイル
- A4用紙
- プリンタ
手軽な文具で作品集を作ったからと言って、仕事がもらえないわけではありません。
繰り返しになりますが、駆け出しの頃は、実績ができたらこまめにファイルを更新して、お客さんに実績がある人なんだと思ってもらうことが大事だと思います。
(もちろん、ファイルを更新するたびに同じお客さんに郵送するということではありません。同じようなファイルが何度も来たら、多分迷惑です。)
ポートフォリオの作り方(中身編)
ポートフォリオ全体で10pもあれば十分だと思います。
たくさんイラストが載っているより、自分が得意なジャンルや絵柄をアピールする方が大切な気がしています。(もちろん、絵柄が複数ある人はページ数が増えていくと思います。それは当然です。)
表紙
必ず連絡先を表紙に入れましょう!
お客様が「この人に依頼したい!」と思ったときに、連絡先が一目で分かった方が便利な気がしませんか?
かんたんな自己紹介
お客様にとって、全く知らない人に仕事依頼をするのは緊張感があることだと思います。
少しでいいので、経歴などの自己紹介をしておくといいと思います。
プチプラコスメが好きとか、ダイエット中とか、子育て中とか、意外なことが仕事に結びつくかもしれませんよ。
実績紹介
全く実績がない駆け出しの人は、全ページにオリジナルイラストを載せることになると思います。
私もオフィスあるあるをイラストにして、ポートフォリオに載せていました。
実績ができたら、どの媒体に掲載されたものか明記してファイルに追加しましょう。
誌面をコピーしてそのまま掲載するのがおすすめです。
- 実際の使用イメージがつきやすい
- 実績がある人だと伝わりやすい
連絡先
連絡先はしつこいくらい書いておきましょう。
仕事依頼の連絡をもらうための資料なので、各ページのはじっこに書いておくくらいでもいいと思います。
山本の昔の作品集
前半にオリジナルイラストを載せて、実績ができたらその都度コピーを追加して持ち込みや郵送をしていました。


この頃は2色刷りの仕事が多かったので、それを意識した着色をしている気がします。
フルカラーで描いた方がお客様に絵柄が伝わりやすいから、そうした方がよかったです。
もしかしたら、インク代を節約する為にこうしていたのかもしれません。お金がない時期でした。
現在の作品集
noteに作った仕事依頼が、最新の作品集に当たると思います。
ちゃんとしたものを作ったのが5年前。そろそろ更新しないと。
いざ郵送
作品集ができたら、お客様へ郵送します。
- 作品集
- 名刺
- 一言メモ
作品集
先ほど作ったファイルを入れます。
2冊入れておいて、「編集部内でご回覧ください」とか書いたこともありましたが、効果があったのかどうかは分かりません。
郵送費もかかるし、1冊送れば十分だったかも。
名刺
作品集にしっかり連絡先が入っていれば、名刺は入れても入れなくてもいいような気がしています。
ただ、名刺があると「ちゃんとした社会人」っぽさが醸し出されるので入れていました。
一言メモ
作品集だけ送りつけるのはよくないかな?と思って、かんたんなメッセージを入れるようにしています。
「先日お電話したイラストレーターの○○です。
作品集を送りますので、ぜひ編集部内でご回覧ください。
もし私のイラストに合いそうな企画があれば、ぜひお声がけください。
山本ゆうか
OOOO@mail.com
080-xxxx-xxxx」
以上の資料を封筒にまとめて、あとはポストに投函するだけです!
まとめ
今回はイラストレーターになるために、まず営業してみようぜ!という記事を書いてみました。
マスコミ電話帳でアポ電を入れ、作品集を作り、郵送!
コメントがもらえればしめたものです。
また、すぐに仕事に結びつかなくても、へこむ必要はありません。
作品集を送って数年後に「作品集を見て依頼を〜」と電話がきたことがあります。
即仕事に結びつかなくても、素質がないんだ・・・とか思う必要はないです!!!
コメント欄を開放しています!
記事への質問・コメントがあればお気軽にどうぞ。