おはようございます。
アイドル活動、略して朝活!を続けている山本です。
山本はこう見えて11年間イラストレーターをしています。
その間、ペンタブ、液タブ、iPadとツールを乗り換えてきました。
今回は、デジタルお絵かきを始めるに当たって、ペンタブ、液タブ、iPadのどれを買うべきか悩んでいる人向けの記事です。
デジタルお絵かき初心者の人は、どのくらいお金をかけていいのかが一番悩むところだと思ったので、かけられる金額別にざっくり作ってみました。

この後めちゃくちゃ長文なので、自分が読みたいところだけ目次から飛ぶのをオススメします!
ペンタブの特徴
山本は学生時代も含めると、8年くらいペンタブを使っていました。
- 値段が安い
- 視差がない
- トラブルが起きにくい
- CLIP STUDIO PAINTが同梱されている場合も
- パソコンが必要
- 液タブ、iPadより慣れが必要 なことです。
メリット、デメリットを1つずつ解説していきます。
ペンタブのメリット
値段が安い
安いモデルは1万円を切っているので、価格面で導入がしやすいです。
高校生のときバイト代をはたいてペンタブを買ったのが、山本のデジタルお絵かきのスタートです。
液タブになると一気に値段が上がるので、お金をかけたくないとにはペンタブがいいんじゃないかなと思います。
ちなみに仕事で使うようになってからは、高いペンタブを買いました。後継機はこちら。
視差がない
液タブ、iPadのように画面とペン先がずれることがないです。
ペンタブの根強いファンは、これを理由に支持をしている気がします。
トラブルが起きにくい
個人的には、ペンタブはトラブルが起きにくいと思います。
液タブとiPadはトラブルに見舞われたことがありますが、ペンタブは何かあっても接続し直せば解決していたように思います。
ハードウェア的に、液タブとiPadよりシンプルなおかげでしょうか。
CLIP STUDIO PAINTが同梱されている
最初のお絵かきソフトはどれを買うか迷う人が多いと思います。
個人的には、CLIP STUDIO PAINTを買うのがおすすめです。

CLIP STUDIO PAINTは多機能で5000円くらいで買えます。
これを買えばほぼ間違いないと感じます。
ペンタブに同梱されていることがあるので、お金がない時には結構大きいメリットだと思います。
ペンタブのデメリット
パソコンが必要
ペンタブは単体では使えないので、パソコンも買う必要があります。
ただ、求められるスペックはそんなに高くない印象です。
5万円くらいの安いPCでもペン入れと着色は問題なくできると思います。
ただ、3DCGの激重処理とかは厳しいかも。(これはもはやペンタブのせいではないが?)
最近の安いPCはすごいから、意外とやってくれるんでしょうか?誰かコメントで教えてください。
最初は慣れが必要
ペンタブは練習しないと線が死にます。
他のツールより付き合いが長いですが、店頭で久しぶりに使ったら全然線が上手に引けませんでした。
ショックすぎる。
CLIP STUDIO PAINTには、線の手ぶれ補正機能が付いています。

ペンタブで使うならこの機能がついたソフトを買うのがおすすめです。
気になるソフトがあれば、手ぶれ補正をしてくれるか調べてみるといいと思います。
私はiPadのCLIP STUDIP PAINTで作画していますが、手ぶれ補正をつけていますよ。便利~!
液タブの特徴
山本はイラストレーターデビューして3年目くらいに液タブを導入しました。
個人的にはペンタブより液タブの方があっていて、4年間くらい気に入って使っていました。
持ち運びがしたくてiPadに鞍替えしましたが、大きい画面に直接描きたい人は液タブ一択でしょう。
- 画面に直接描ける
- サイズ展開が豊富(すげーでかいサイズがある)
- ペンタブよりトラブルが多い
- 持ち運びが辛い という感じです。
液タブのメリット
画面に直接描ける
これにつきます。
ペンタブとの一番大きな違いは、画面に直接描けることです。
多少練習は必要ですが、ペンタブより慣れるまでに時間がかかりません。
サイズ展開が豊富
山本は13インチくらいのものを使っていましたが、最大で32インチのモデルがあります。
大きい液タブには、いまだに憧れます!
細かい絵を描く石油王は、でかい液タブ一択になるんじゃないでしょうか。
え、待って、今2万円台で液タブあるの?XP-Penというメーカーだそうです。
レビューも悪くないし、いいものなのでは?詳しい人教えてください。
液タブのデメリット
ペンタブよりトラブルが多い
ハードがペンタブより複雑そうなので、当たり前っちゃ当たり前なのかも。
とはいえ、ケーブルが断線したとか、軽微なものです。
あと、初期不良に当たって無料で修理してもらいました。
持ち運びが辛い
13インチくらいのものを使っていましたが、iPadより重いので持ち運びが大変でした。
また、本体にお絵かき中に使える物理ボタンが付いているのでベゼルが大きいです。

iPadの特徴
2017年から4年間、iPad Pro 12.9inchを使っています。
知人は普通のiPad(5万円台?)で趣味のお絵かきしているそうですが、快適だそうです。
- 液タブより視差が少ない
- 持ち運びしやすい
- モデルがたくさんある
- 基本的に金がかかる
- 12.9インチより大きい画面のモデルがない
iPadのメリット
液タブより視差が少ない
描いている場所とペン先の距離が近く、個人的には視差はまったく気になりません。
しかし、ペンタブの根強いファンには視差を気にしている人がいます。
持ち運びしやすい
iPad自体が持ち運ぶことを想定して作られているので、液タブより軽いしケースやバッグが充実しています。
角度が変えられるおすすめケース。
取材の時に私が使っているバッグです。
中が3つに仕切られていて、書類、iPad、ノートPCが入れられます。
私はiPadとノートPCを同時に持ち歩くことはないですが、仕切りと底にクッション性があるので安心して持ち歩けます。
私が使っているサイズは”スリム”です。サイズ展開が2種類あるのも嬉しいところ。
iPadのデメリット
12.9インチより大きい画面のモデルがない
持ち運ぶというコンセプトがあるからか、12.9インチより大きいモデルがありません。
15インチが出てくれたら嬉しいなと思う一方、15インチを持ち歩くの?とも思うので複雑です。
おすすめお絵かきソフト
個人的にはどのツールでも、仕事に使うソフトはCLIP STUDIO PAINTです。

イラスト、漫画、アニメが作れる器用なやつです。
ただ、iPad版はウィンドウがごちゃごちゃしている!という悪評も聞きます。
これは、自分でカスタマイズすると利便性が爆上がりしますよ。
まとめ
長々と各ツールの特徴をまとめましたが、
最後にもう1回チャートの画像を載せときます。

雑なチャートですが、誰かの役に立ったらうれしいです。
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