こんにちは。嘔吐に関する擬音で一番好きな漫画はかふかふ火葬場(現在は閉鎖されたサイト)に出てきた
「吐瀉瀉瀉瀉」です。(ちょっと表記は違うかも。)
「かふん昔ばなし」として出版されているので、ぜひご覧ください。
尋常じゃなく病弱なかふちゃんが面白いです。
見やすいイラスト
ここから本題。(なんなんだよ冒頭の吐瀉の話は)
山本は週刊女性に毎週4コマとタイトルイラストを納品しています。
連載が始まった当初は、どこまで書き込んでいいか分からず悩むことが多かったです。
手書き文字も、読みにくいのではと敬遠していました。
週刊女性のコマを使って振り返りをしつつ、どうしたら見やすいイラストになるか考えて見ました。
- ペンツールの変更
- 素材をどんどん使う
- どこまで描き込むか模索
- イラストの濃淡に気をつける
- 構図の疎密に気をつける

ペンツールの変更

Gペンツールとサインペン
左の古いイラストはGペンツールを使っていて、右はサインペンというツールを使っています。
Gペンは線の強弱が出ますが、印刷された時にほとんど見えなかったので強弱のないサインペンに変更しました。
線の太さ
線の太さも変更しました。
線が太い方が見やすいと思っていましたが、線が細くてもしっかり印刷できると分かって変更しました。
以前は確か0.7mmくらいで描いていましたが、今は0.4mmのサインペンツールで書いています。
細いペンの方が描き込みやすく、太いペンで描くより見やすくなったと思います。
素材をどんどん使う
以前は、イラストに素材を使うとゴチャゴチャして見えにくくなりそうだと思って敬遠していました。
でも、現在は素材をガンガン使っています。
- キャラに対して背景が濃いときは、背景の透明度を上げる(素材を薄くする)
- 素材のせいでキャラが見にくい場合、キャラに白い縁取りを入れる
以上のテクニックで、背景とキャラの境界をわかりやすくすれば問題なしです。

このコマ、キャラの周りにふちどりをすればよかった・・・。
イラストの濃淡に気をつける
同じトーンのグレーを多用しない
週刊女性の連載では、グレーが白黒のドットに変換されて印刷されます。

さいきんは、キャラの髪色が濃いときは他を薄く、髪色が薄いときは他を濃くすることが多いです。
手書き文字も最初は敬遠していましたが、ある程度の大きさで書けば見づらくないと分かってきました。
今は手書き文字をたくさん使っています。
デッサンを学んでみる
デッサンで濃淡を学ぶ
濃淡といえばデッサンか?と思ったので、デッサン教室に通ってみることにしました。
とはいえ、月謝を払って毎週必ず同じ時間に通うのは難しい。
そこで、【ストアカ】
1回ずつ支払えてレッスン料自体がお安め、だけどしっかりした実績がある教室が見つかりました!
普通のお教室は入会金と月謝制のことが多いように思いますが、ストアカの教室はいろんな支払い方法の教室があっておすすめです。
あと、なんとなく料金がお安めなことが多い印象。
最近はオンラインで授業が受けられる教室も増えているらしいです。
私は濃い色を塗るのが怖くて、全体を薄いグレーでぼんやり描いてしまいがちでした。
先生のおかげで濃い色を使えるようになってきて、だいぶ濃淡の幅が出せるようになってきた気がします。
デッサンで構図を学ぶ
構図の疎密(描き込む場所とあえて描かない場所)が出せるようになったことも、見やすさに大きく関わっていると思います。
以前の私はかなりの空白恐怖症!
コマが白いとつい何かで埋めようとしてしまいました。
デッサンを学ぶうちに、構図の疎密を意識するようになり、以前より見やすいイラストが描けるようになったと思います。
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自分なりに見やすいイラストについて考えてみましたが、何か良いコツをご存知の方、コメントかTwitter(@ymmox)宛に耳打ちしてください!