水木しげる先生生誕100周年ということで、六本木ヒルズで開催中の「百鬼夜行展」に行ってきた。
https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/
六本木駅からヒルズの間に鬼太郎のバッグを持った親子がいて、「ですよね!!!!」と握手を求めた。脳内で。実際やったら現代の妖怪。
ヒルズにやたら子どもがいて、さっすが水木先生!と思ったらそっちはドラちゃん人気でした。

まあ、そうだよね…。
これまで能動的にコラボカフェに来たことがなかった。楽しい。
ご飯がくるまでランチョンマットの妖怪新聞を子に音読してやったが明らかに飽きていた。
小学一年生にも「一応付き合ってやるか」という態度が発生することを知った。

飲食店で子が泣いてるお宅、共同戦線はりませんか?といつも思う。
ちょっとの間だっこしてましょうか?とか言えたらいいのに。
数年前にグラニフから出た妖怪シャツを着ている人がいた。
私も同じものを持っていて、着て来るか悩んだやつだ。
この場にいる人とうっすら共通の趣味があるんだと思うと嬉しくなるもんですね。

カフェから「締切」と書かれた提灯が見えて一気に笑顔が曇った。
水木先生も締切に苦しめられたんだなと思ったら網切(あみきり)の見間違いだった。
あかなめの隣に締切があったらおかしいもんね。
平日昼間に仕事を無視して来ていることへの罪悪感から逃げ切れていない。
ちなみに、網切は網を切る妖怪です。
ほとんどの妖怪の原画は白黒とカラーのニ種類があるそうだ。
カラー原画を印刷のとき調整してるんかな?と思っていたのでこれには大変驚いた。
同じ絵を2枚描くのは大変だと思う。私なら二枚目は飽きてやる気がなくなる。
今なら線画とカラーのレイヤーを分けておいてレイヤー非表示にすればチョチョイと切り替えられるが、あの鬼のような書き込み具合で同じものを2枚。気でもくるったのかーっ(目玉おやじの名台詞)
点描担当の人がいると聞いたことがあるが、その人はどんな気持ちで二枚目を…?いや点描はたしかに楽しい。でもおんなじのや二枚きたらオァあああああああああってなりませんか?
水木先生は天才だと思うが、点描担当の人も天才だと思う。

展示のあとで馬鹿みたいにグッズを買った。
娘とサンリオショップに行くときは腕組みしながら「たしかにかわいいけどこれいる?」みたいな顔で店内をうろついてしまうが、今日はたぶん一回も腕組みしてない。かなり能動的にでかい方のカゴを手にとった。
ちなみに、夫はかわいいものが好きなのでサンリオショップで財布の紐が吹っ飛ぶ。ポイントもめちゃめちゃ貯めている。一見良い父親っぽいけど娘の部屋の小物入れの中を「うふふ」とか言いながらかわいくデコレーションしていて、もう少し大きくなったら娘が嫌がるだろうなと思った。
境港限定のキーホルダーと図録を買っていなかった。
図録は悩んでやめた記憶があるが、境港キーホルダーは買ったつもりだった。
会期中にもう一度行くか、境港に行くしかない。
とりあえずめちゃめちゃ仕事へのやる気が復活しました。ありがとう超絶原画…!
気づかないうちにMP切れを起こしていたらしく、今日はめちゃめちゃ復活した感じがありました。
怪と幽、サンプル画像を見たら石見神楽のことが載っているらしくて即ポチった。
石見神楽は好きだ。見るとテンションが上がる。