昨年末にブレイズヘアにしました。
なるほどーと思うことがたくさんあったので備忘録です。
ブレイズヘアとは
髪の毛を細かくブロッキングして、いっぱい三つ編みを作る髪型のことだと思います。
(もっと厳密なルールがあるのかもしれない。)
わたしはショートヘアからブレイズヘアにしたので、地毛にエクステを編み込んでもらいました。
わたしの場合は、根本5〜10cmくらいが地毛で、あとの30cmくらいはナイロンのエクステって感じです。
ブレイズに使ったエクステ
細いナイロンの糸が束ねられた、ふわふわしたエクステを使いました。
ナイロンなのでいろんな色味が選べました。
わたしは2種類のエクステを使いました。
- 黒>茶>ミルクティー
- 黒>紫>ピンク>ミルクティー
スタイリストさんと相談しながら決めました。
とても気に入っています。
参考にAmazonのエクステのリンクを貼っておきます。
ブレイズ用のエクステは細くてふわふわしてます。色が豊富で良い。
ブレイズヘアの工程
記憶を頼りに工程をざっと説明します。
専門家じゃないし忘れてるところもあると思うので、大体の雰囲気の参考くらいにしてください。
- 刈り上げ
- ブロッキング
- 地毛とエクステを編み込み
- エクステ部分を編む
- エクステの毛先を焼き止める
- 根本のゴム止め
- エクステのウェーブを作る
大体以上のような工程で進んだと思います。
全体で6時間くらいかかりました。
全頭を編み込む人はもっと時間がかかるかも。
刈り上げ
ショートヘアなのでサイドは長さが足りず編み込みできませんでした。
編めない部分は4mmで刈り上げました。
頭頂部だけ三つ編みで、あとは坊主頭って感じです。
ブロッキング
すごい固いワックス?とクリップを使って、地毛をブロッキングしていきます。
この工程が適当だと、後々の工程でうまく編めなくなりそうな気がしました。
地味だけど施術者さんの技術の差が出る工程なのでは・・・?
このあたりから「俺はブレイズヘアにするんだ!」みたいな気持ちが強まる。
地毛とエクステを編み込み
固いワックスがついた髪の毛とエクステを編みます。
どうやってるか分かりませんが、地毛部分が短いので大変だったと思います。
施術者の方、マジでありがとう。
エクステ部分を編む
ふわふわしたナイロンを束ねて、絡まる前に適切に捌いて、大量に素早く編んでいく様子は圧巻です。
人生で見れてよかった手技の一つです。感動した。
直毛の人毛と比べて、編むのがすごく大変そうです。専門技術ですね。
エクステの毛先を焼き止める
はんだごての形が違うタイプみたいなやつで、エクステの根本を焼き切っていきます。
他のヘアサロンでは見たことのないアイテムだったので面白かったです。
ナイロンだから焼き止めができるんだそうです。ほへー。
根本のゴム止め
工程の順番が合ってない気がするけど、地毛とエクステを編んである部分をゴムでぐるぐる止めてもらいました。
こうすることで、編み込んだ部分から地毛が飛び出るのを防いでいるそうです。
外れにくくする効果もあるのかもしれない。
エクステのウェーブを作る
三つ編みになった状態のエクステ同士をさらに三つ編みにします。
そして熱湯にちゃぽんとつける。
そうすると真っ直ぐだったエクステにウェーブがつきます。
合理的力技!!!!と感動しました。最初に思いついた人賢い。
パーマは何時間もかかるけど、ナイロンのエクステにウェーブをつけるのは一瞬。
直毛に戻したい時はエクステ同士を三つ編みせずに熱湯に浸せばいいそうです。叡智。
ブレイズヘアの金額
私の場合は23000円でした。
当然サロンによっても料金が違うと思いますので、今回の金額は目安ってことで。
全頭の人はエクステがもっと必要だろうし、複数名で編んでいくような気がするので、3万円くらいかかるんじゃないかと思います。
安くはないのですが、特別な技術が必要だし、編むの手が疲れそうだし、相応の金額だよねと思います。
ブレイズヘアは2ヶ月くらいは維持できるそうです。
ブレイズヘアのシャンプー
2〜3日に1回シャンプーをします。
洗わなければ洗わないほどキープできるそうですが、わたしは痒いのが嫌なので2日に1回シャンプーしています。
まずお湯で丁寧に汚れを流します。
シャンプーをネットでよく泡立てて、泡を編み込みの根元にのせます。
そのあと、頭皮を揉むようにして洗髪します。(ガシガシ手を動かさない!)
リンスやトリートメントは使いません。
エクステ部分は泡をつけて束にして揉み洗いします。
施術者さんからは、下のシャンプー「オクト」をおすすめしてもらいました。
オクトが届いてから、確実に頭皮の痒みが改善しました。
ブレイズヘアにしてなくても、フケとか痒みに悩んでいる人に普通におすすめ。
使用感はメリットに近い気がする。
ブレイズヘアのアレンジ
適当に束ねるだけで、ちゃんとアレンジしてるっぽく見えます。
ショートヘアのときはワックスで毛流れ作ったりしてたので、意外とブレイズの方がアレンジが楽です。
私は無印のスプリングゴムを使ってます。
スプリングゴムってこんなのです。↓電話のコードみたいなやつ。
ブレイズヘアと帽子
ブレイズにしてから10日ちょいが経ち、根本がだいぶ緩くなってきました。
あと何週間かすると、帽子がないとみっともないことになりそうです。
ということで、ブレイズに合う帽子を探してみました。
結果から言うと、ブレイズヘアは帽子が被りにくいです。
いつも使っているキャップは編み込みが入らず被れませんでした。
スキー用のニット帽もかぶってみましたが、ブレイズから飛び出た毛が頭皮に刺さってめちゃくちゃ不快でした。
「だからボブ・マーリーはあの帽子被ってんだ!!!?」という謎の感動がありました。
↓あの帽子
さすがにレゲエすぎるので、わたしは黒いベレー帽を買いました。
ベレー帽とブレイズの組み合わせ、わたしは可愛いと思います。嬉しい。
ブレイズヘアへの反応
家族以外からは良好です。
- 誰か分からなかったよ
- そんな頭してるから誰か分からなかった(待ち合わせでスルーされそうになる)
- ラッパーの人?
- すごい・・・(絶句)
みたいな反応をもらいました。(良好な反応とは)
やったことない髪型にするといろんな発見があって楽しいです。
個人的には、レゲエの人はなぜゆったりしたニット帽なのかが分かったのがとても嬉しかったです。